カントン包茎(嵌頓包茎)は、包皮をむいた際にむいた包皮が元に戻らず、亀頭部分を締め付けてしまう状態。
または平常時には問題なく包皮をむくことができるが、勃起時に締め付けがある状態があります。
むいた包皮が戻らず締め付ける状態を放置すると、血流障害によって亀頭や包皮が腫れ上がり、痛みや場合によっては壊死などの危険性も伴う包茎の状態です。
カントン包茎は、見た目が仮性包茎と似ているため、自己判断で放置してしまうケースが多いのも特徴です。
「包皮をむくと戻らなくなる」「亀頭が締め付けられて腫れる」「勃起時に痛みがある」といった経験がある方は、早めに治療が必要になることもあります。
カントン包茎は、仮性包茎よりも身体的・精神的に深刻な問題を引き起こすことがあります。
・包皮をむいた際に戻らなくなり、亀頭がパンパンに腫れてしまった
・無理に戻そうとして痛みが悪化、皮膚が切れた
・亀頭が包皮に締め付けられて紫色に変色してきた
・学生時代にむいた包皮が戻らず、トラウマになってしまった
・将来、勃起や性行為に支障が出るのではと不安になっている
このように、カントン包茎は放置すると悪化しやすい傾向があり、恥ずかしさから治療を遅らせることで逆に緊急処置が必要になるリスクも高くなります。
包皮輪の締め付けの強さが影響
包茎における包皮輪とは亀頭の先端を取り囲む環状の開口部で、その広さや柔軟性によって亀頭の露出の可否や包茎の程度が決まり、十分に広く柔らかければ痛みや抵抗なく露出できますが、
硬く狭い場合は真性包茎や露出困難の原因となり、無理に反転させると絞扼によって亀頭や陰茎が強く締め付けられ血流障害を起こし、腫れや激しい痛み、変色、さらには壊死に至る危険があります。
狭い包皮輪を持つ場合がカントン包茎であり、無理な反転を避けて清潔を保ち、必要に応じて手術による改善が必要になります。
傷跡の目立ちにくい「亀頭直下埋没法」
仮性包茎の治療は中央クリニックが学会で発表した「亀頭直下埋没法」で行います。
仮性包茎の状態は、一人ひとり異なり、長さ・太さ・皮膚の厚み、小帯の大きさなどを考慮し、デザインを決定することから始めます。
カントン包茎は特に締め付けの部分(包皮輪)の処理が大切になります。
まず環状溝(かり首の溝)の下の数ミリのところから余剰包皮の幅を計測します。
図のように亀頭直下の環状溝から包皮が反転している部分(ピンク色)を切除することで、治療後は傷跡が「くびれ」に隠れて、ツートンカラーになることはありません。
縫合も美容外科技術で行いますので、包茎治療をしたことがほとんどわからないほど自然な仕上がりになります。
痛みを感じさせない無痛麻酔の併用
ほとんどの方が包茎治療の痛みに対して心配していると思います。
その様な心配や負担を感じずに治療が行えるよう笑気麻酔やガス麻酔・静脈麻酔による「無痛麻酔」を併用して治療が行えます。
無痛麻酔は数分で落ち着き、リラックス状態になります。その間に治療を行うため、目が覚めた時に治療は終了しています。
■ご予約
WEB・LINE・電話にてご希望日時をお伝えください。予約制となっております。
未成年の方は、保護者の同伴が必要になります。
■カウンセリング・診察
男性医師・専任スタッフがご希望をお伺いし、治療と経過やリスク等についてご説明します。
■お支払い
治療が決まりましたら、費用のお支払いとなります。お支払い方法は現金・カード・医療ローンをご用意しております。
■包茎治療
通常30分程度で終了します。局所麻酔にて行います。
ご希望により、リラックス麻酔(笑気麻酔)も併用可能です。
■アフターケア
通常2週間後に抜糸を行います。
治療後も経過のご相談や検診を行っています。
■治療完了
性行為やマスターベーションは通常1ヶ月後から可能となります。
診療内容 | 料金 | |
仮性包茎 | 亀頭直下埋没法・小帯形成含む | 242,000円 |
カントン包茎 | 亀頭直下埋没法・小帯形成含む | 242,000円 |
真性包茎 | 亀頭直下埋没法・小帯形成含む | 242,000円 |
絞扼修正・癒着剥離 | 55,000~110,000円 | |
抜糸式 | 33,000円 |
■治療後の3日間
治療当日に巻いた包帯は3日間に取らないでください。包帯は腫れ防止のために行っています。取ってしまうと内出血や腫れが大きくなってしまうことがあります。
● 痛みについて
痛みがある時は、痛み止めの薬を服用して頂ければ大丈夫ですのでご安心ください。
● 勃起について
勃起は生理現象ですので気にしなくて大丈夫です。勃起しても糸が取れたりすることはありません。
● シャワー
当日から患部を濡らさないようにシャワーが可能です。
● 注意事項
1週間は、お酒や激しい運動はお控えください。
■治療後4日目~抜糸まで
●包帯を外して綺麗に洗浄 4日目に包帯を外し、毎日洗浄を行います。包帯はシャワーでふやかしてからゆっくり取ってください。 不安かも知れませんが、石鹸を泡立てて患部をゆっくり洗い、シャワーで十分洗い流して下さい。不衛生にしていると傷も治りにくくなりますので、きちんと洗うようにしてください。 洗い終わったら清潔なタオルで拭いて亀頭の上から根本までしっかり包帯で保護を行います。
■治療後14日目 抜糸
抜糸のためご来院いただきます。10分ほどで終わります。抜糸の痛みは、基本ほとんどありませんのでご安心ください。当日だけ包帯を巻きます。吸収糸の方は、抜糸は不要です。
■治療後30日目
包茎治療から30日以降、性行為・マスターベーションが可能となります。
※治療経過には個人差があります。30日経ってもまだ傷跡が安定していないこともあります。
医師と共に治療経験者のスタッフがサポートします。
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