真性包茎(しんせいほうけい)とは、勃起の有無にかかわらず包皮口(包皮輪)が極端に狭く、手で皮をむいても亀頭を露出できない状態を指します。
これは生理的な成長の遅れではなく、病的な包皮狭窄であることが多く、放置すると衛生面・機能面で問題を生じやすいのが特徴です。
乳児や幼児期には生理的な包茎が見られますが、思春期以降になっても剥けない場合は真性包茎になります。
真性包茎の方は、見た目だけでなく、排尿や性機能、感染症など、日常生活や健康面で影響を受けることがあります。
・排尿時に尿が包皮内に溜まり、飛び散る・出にくい・残尿感がある
・亀頭に触れたことがなく、不安や恐怖心がある
・包皮内に恥垢や尿が溜まりやすく、強いにおいや炎症を起こすことが多い
・包皮が極端に狭く、無理に剥こうとすると強い痛みや出血を伴う
・性行為の際に挿入できない、コンドームをうまく使用できない
・亀頭包皮炎や尿路感染症を繰り返している
・パートナーとの性行為に自信が持てず、恋愛にも消極的になってしまう
真性包茎は自然に改善することはほとんどないため、外科的治療(包茎手術)が基本となります。。
真性と仮性なにが違う
真性包茎とは、勃起の有無にかかわらず包皮が亀頭を覆ったままで、手で皮をむこうとしても亀頭を露出できない状態をいい、
包皮口(包皮輪)が先天的に極端に狭い場合や炎症・外傷による瘢痕化が原因となることが多く、無理にむこうとすると痛みや出血、皮膚の裂傷を伴い、
繰り返す亀頭包皮炎や排尿障害、性交困難、嵌頓包茎などのリスクがあり、自然に改善することはほとんどないため外科的手術が基本の治療法となります。
一方、仮性包茎は通常時は亀頭が包皮に覆われているものの手でむけば亀頭を露出できる状態で、勃起時に自然にむけることもあり、痛みや出血はなく、
衛生管理が行き届いていれば必ずしも治療は必要ではありませんが、炎症を繰り返す場合や外見・機能面の改善を希望する場合には手術を行うこともあります。
傷跡の目立ちにくい「亀頭直下埋没法」
真性包茎の治療は中央クリニックが学会で発表した「亀頭直下埋没法」で行います。
真性包茎の状態は、一人ひとり異なり、長さ・太さ・皮膚の厚み、小帯の大きさなどを考慮し、デザインすることから始めます。
真性包茎は、特に剥けない原因となっている包皮輪の除去とそれに合わせた包皮の切除範囲が大切にになります。
まず環状溝(かり首の溝)の下の数ミリのところから余剰包皮の幅を計測します。
図のように亀頭直下の環状溝から包皮が反転している部分(ピンク色)を切除することで、治療後は傷跡が「くびれ」に隠れて、ツートンカラーになることはありません。
縫合も美容外科技術で行いますので、包茎治療をしたことがほとんどわからないほど自然な仕上がりになります。
痛みを感じさせない無痛麻酔の併用
ほとんどの方が包茎治療の痛みに対して心配していると思います。
その様な心配や負担を感じずに治療が行えるよう笑気麻酔やガス麻酔・静脈麻酔による「無痛麻酔」を併用して治療が行えます。
無痛麻酔は数分で落ち着き、リラックス状態になります。その間に治療を行うため、目が覚めた時に治療は終了しています。
■ご予約
WEB・LINE・電話にてご希望日時をお伝えください。予約制となっております。
未成年の方は、保護者の同伴が必要になります。
■カウンセリング・診察
男性医師・専任スタッフがご希望をお伺いし、治療と経過やリスク等についてご説明します。
■お支払い
治療が決まりましたら、費用のお支払いとなります。お支払い方法は現金・カード・医療ローンをご用意しております。
■包茎治療
通常30分程度で終了します。局所麻酔にて行います。
ご希望により、リラックス麻酔(笑気麻酔)も併用可能です。
■アフターケア
通常2週間後に抜糸を行います。
治療後も経過のご相談や検診を行っています。
■治療完了
性行為やマスターベーションは通常1ヶ月後から可能となります。
診療内容 | 料金 | |
仮性包茎 | 亀頭直下埋没法・小帯形成含む | 242,000円 |
カントン包茎 | 亀頭直下埋没法・小帯形成含む | 242,000円 |
真性包茎 | 亀頭直下埋没法・小帯形成含む | 242,000円 |
絞扼修正・癒着剥離 | 55,000~110,000円 | |
抜糸式 | 33,000円 |
■治療後の3日間
治療当日に巻いた包帯は3日間に取らないでください。包帯は腫れ防止のために行っています。取ってしまうと内出血や腫れが大きくなってしまうことがあります。
● 痛みについて
痛みがある時は、痛み止めの薬を服用して頂ければ大丈夫ですのでご安心ください。
● 勃起について
勃起は生理現象ですので気にしなくて大丈夫です。勃起しても糸が取れたりすることはありません。
● シャワー
当日から患部を濡らさないようにシャワーが可能です。
● 注意事項
1週間は、お酒や激しい運動はお控えください。
■治療後4日目~抜糸まで
●包帯を外して綺麗に洗浄 4日目に包帯を外し、毎日洗浄を行います。包帯はシャワーでふやかしてからゆっくり取ってください。 不安かも知れませんが、石鹸を泡立てて患部をゆっくり洗い、シャワーで十分洗い流して下さい。不衛生にしていると傷も治りにくくなりますので、きちんと洗うようにしてください。 洗い終わったら清潔なタオルで拭いて亀頭の上から根本までしっかり包帯で保護を行います。
■治療後14日目 抜糸
抜糸のためご来院いただきます。10分ほどで終わります。抜糸の痛みは、基本ほとんどありませんのでご安心ください。当日だけ包帯を巻きます。吸収糸の方は、抜糸は不要です。
■治療後30日目
包茎治療から30日以降、性行為・マスターベーションが可能となります。
※治療経過には個人差があります。30日経ってもまだ傷跡が安定していないこともあります。
医師と共に治療経験者のスタッフがサポートします。
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