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性感染症(STD)
クラミジア

クラミジアとは?

クラミジア感染症はクラミジア・トラコマティス(Chlamydia trachomatis)という細菌による性感染症です。
日本では性感染症の中で最も多く、特に10~30代で感染者が増加しています。
症状が出にくく、自覚のないまま感染を広げるケースが多いのが特徴です。

クラミジア

出典:Chlamydia trachomatis(国立感染症研究所)より

  • 感染経路

    クラミジアは性行為を通じて粘膜に接触することで感染します。

  • 感染部位

    性器・咽頭(のど)・肛門・目

  • 感染行為
    • 膣性交:膣内や外陰部の粘膜を介して感染
    • オーラルセックス:咽頭に感染するケースもあり、のどの痛みが出る場合があります
    • アナルセックス:直腸に感染し、肛門痛や出血を伴うこともあります
    • 母子感染:妊娠中の母親が感染している場合、出産時に産道を通じて新生児に感染(結膜炎や肺炎の原因)
  • 潜伏期間

    感染から発症までの期間は1~3週間程度。
    しかし、症状がないまま感染を広げるケースが非常に多いことが特徴です。

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男性にみられる症状

  • 尿道炎の症状が多い
  • 尿道からの透明~白色の分泌物
  • 排尿時の痛みや不快感
  • かゆみ・違和感

※未治療のまま放置すると、副睾丸炎などを起こし、不妊の原因になることがあります。

*

女性にみられる症状

  • 尿道炎、子宮頸管炎の症状が多い
  • おりものの増加(黄色や膿性)
  • 不正出血(性交後出血)
  • 下腹部の鈍痛

※進行すると骨盤内感染症(PID)を引き起こし、卵管閉塞→不妊や子宮外妊娠のリスク増加。

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その他の症状

咽頭感染によるのどの違和感や痛み、ほとんど無症状のことも多い

放置した場合のリスク

男性:副睾丸炎、不妊
女性:骨盤内炎症性疾患(PID)、卵管閉塞、不妊、子宮外妊娠
母子感染:新生児結膜炎、肺炎

クラミジア検査の検出可能期間

性行為から1週間以上経過してから検査すれば、ほとんどの場合で検出可能です。
確実性を高めるには2週間以降に検査を推奨します。
感染直後~数日間は、まだ菌量が少なく、PCR検査でも陰性になることがあります。

ウィンドウ期とは

ウィンドウ期(window period)とは、感染から実際に検査で陽性と判定できるまでの期間を指します。この期間は、体内でウイルスや細菌が増殖したり、抗体や抗原が検出できるレベルまで達するまでに必要な時間です。ウィンドウ期の間は、実際には感染していても検査結果が陰性になる可能性があります(偽陰性)。
このため、感染の可能性がある日から一定期間が経過していないと、検査の精度が低くなります。早期検査で陰性でも、安心してはいけないケースがあるため、期間を開けての再検査が推奨されます。

ウィンドウ期の長さは感染症によって異なる
  • 細菌性性感染症
    (クラミジア、淋菌など)
    比較的短い(数日〜1〜2週間)
  • ウイルス性性感染症
    (HIV、梅毒、B型肝炎など)
    抗体検査では長く、
    数週間〜数ヶ月かかることもある

検査方法

  • *
    尿検査
    初尿(最初の尿)でクラミジアDNAを検出
  • *
    のどの検査
    うがい液や咽頭ぬぐい液でPCR検査
  • *
    膣分泌物検査
    女性の場合は膣や子宮頸部のぬぐい液
  • *
    肛門検査
    肛門ぬぐい液

治療方法・治療期間について

  • 治療方法
    抗菌薬による内服治療(アジスロマイシンやドキシサイクリン)
    パートナーも同時に治療が必要(ピンポン感染防止)
    治療後2~3週間で再検査を推奨
  • 治療期間
    クラミジアの治療は、内服薬で1回または数日〜1週間程度
治療後の注意点

性行為は治療完了+陰性確認まで控える
※再感染防止のため
パートナーも同時治療が必須(ピンポン感染の防止)
治療から2〜3週間後に再検査(トリートメントチェック)を推奨

クラミジア検査・治療の料金表

料金表
診療内容 詳細 料金
尿検査 クラミジア・淋菌 7,700円
マイコプラズマ・
ウレアプラズマ
11,000円
トリコモナス 8,800円
一般細菌培養・同定 11,000円
咽頭検査 クラミジア・淋菌 7,700円
マイコプラズマ・
ウレアプラズマ
11,000円
血液検査 HIV・梅毒・B型肝炎・C型肝炎
(4項目)
14,600円
単純ヘルペス
抗体検査
11,000円
性病検査
セット
(6項目)
クラミジア・淋菌(尿検査)・HIV・
梅毒・B型肝炎・C型肝炎(血液検査)
19,800円
性病検査
セット
(8項目)
クラミジア・淋菌(尿・咽頭検査)・HIV・
梅毒・B型肝炎・C型肝炎(血液検査)
24,200円
スワブ検査 一般細菌培養・同定 11,000円
内服薬 5,500〜9,900円
注射 11,000円
尖圭コンジローム
除去
88,000〜
175,000円

(範囲・大きさにより異ります)

診察料 5,500円
  • ※表示価格は税込み価格です。
  • ※検査は自由診療になります。

予防方法

性病(性感染症)は、正しい知識と予防策を実践することでリスクを大きく減らすことができます。
ここでは代表的な3つの予防法について解説します。

  • コンドームの適切な使用

    コンドームは性病予防において最も基本的かつ効果的な方法です。性行為の最初から最後まで正しく装着することで、HIVやクラミジア、淋菌など多くの性感染症の感染リスクを大幅に減らすことができます。
    ただし、完全に感染を防げるわけではなく、皮膚や粘膜が接触する部位(性器周囲、肛門、口腔など)から感染する可能性もあるため、過信は禁物です。

  • 不特定多数との性行為を避ける

    パートナーの数が多いほど、性病に感染するリスクは高まります。信頼できる相手との関係を大切にし、不特定多数との関係を避けることは予防に直結します。特に、相手の感染歴や検査状況が不明な場合は注意が必要です。
    安全なパートナーシップの構築は、自分自身だけでなく大切な人を守ることにもつながります。

  • 定期的な性病検査

    性病は初期には無症状のことも多く、自覚のないまま感染が広がるケースも少なくありません。自分やパートナーを守るためにも、定期的な検査を受けることが重要です。特に新しいパートナーとの関係が始まったときや、不安を感じたときには早めの検査をおすすめします。検査は医療機関で簡単に受けることができ、早期発見・早期治療につながります。

よくあるご質問

検査は痛いですか?

尿検査・うがい液検査は痛みがありません。

保険は使えますか?

当院は自費診療のため保険証は不要です。プライバシーを守りたい方に安心です。

パートナーと一緒に受けられますか?

はい、同時検査・治療が可能です。

結果はどれくらいで出ますか?

通常3~5日以内です。

他の性病も同時に検査できますか?

可能です。淋菌・梅毒・HIVなどのセット検査もあります。

診療内容

美容外科・美容皮膚科

  • 男性AGA薄毛治療
  • 全身脱毛
  • ヒゲ脱毛
  • ワキガ・多汗症

お知らせ

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