シアリスは、有効成分タダラフィル(Tadalafil)を含むED(勃起不全)治療薬の中で最も新しいタイプの薬です。日本では2007年に承認され、5mg・10mg・20mgの3種類が販売されています。
バイアグラ(シルデナフィル)やレビトラ(バルデナフィル)との最大の違いは、その持続時間の長さです。20mgを服用した場合、最大36時間まで有効性が持続することが臨床試験でも確認されています。この作用時間の長さから「ウィークエンドピル」とも呼ばれ、性行為のタイミングに柔軟性が生まれるのが大きな魅力です。
さらに、シアリスは食事の影響を受けにくいED治療薬で、体内に吸収された後は高脂肪食や満腹状態でも効果が安定して発揮されます。バイアグラやレビトラと比べても食事制限がほぼ不要なため、服用時のストレスが少なく、日常生活の中で自然に使用できるのが特徴です。
この「長時間作用」×「食事の影響を受けにくい」という利便性から、世界的にも高く評価され、2013年8月にはED治療薬の世界シェアNo.1を獲得。当院でもバイアグラ・レビトラと並び、特に自然なタイミングでの性行為を望む方や、週末に複数回の性行為を予定している方から多く選ばれています。
シアリスの有効成分バルデナフィルがPDE-5(ホスホジエステラーゼ)の酵素を抑制することにより、勃起を助けます。
男性器の勃起は、性的な刺激・興奮により陰茎の血管の集まりである海綿体が弛緩して血流が増加します。この血流の増加により、陰茎が固くなり勃起します。しかし性行為後もずっと勃起していると困るので、勃起を抑制する酵素であるPDE-5があります。バイアグラはこの酵素「PED-5」を抑制する作用があります。
シアリス精力増強剤や媚薬ではありません。服用すれば勃起するわけではなく、性的な刺激がないと勃起はしません。ED治療薬は勃起を助けるお薬です。
シアリス(タダラフィル)は、バイアグラやシアリスに比べて作用時間が24~36時間と長く、食事の影響を考慮する必要もないため使い勝手の良いED治療薬です。
ED治療薬は、勃起を助けてあげるお薬です。性的な刺激がないと勃起はしません。
シアリスは食事の有無や内容による影響をほとんど受けません。タダラフィルの薬物動態は、空腹時でも高脂肪食後でも吸収率(AUC)・最大血中濃度(Cmax)が実質的に同等の範囲に収まることが、添付文書・臨床薬理試験などで確認されています。
・実測データの一例
高脂肪・高カロリー食摂取時でも、タダラフィルのCmax・AUCは生物学的同等性(80–125%)の範囲内で推移。
Cmaxの幾何平均比は約87%(90%CI 80–95%)、AUCは約112%(90%CI 106–118%)で、実用上、食事で効果が落ちるとは考えにくい水準です。
・Tmax(効き始めの目安)
タダラフィルのTmaxはおおむね2時間前後で、食事の影響をほぼ受けません。したがって、食後の服用でも計画が立てやすいのが特長です。
・アドバイス
「絶対に空腹時に」という厳格な制限は不要です。会食や外食の直後でも服用可能で、
バイアグラ/シルデナフィルに比べてタイミングの自由度が高いのがシアリスの特徴です。(“食事の影響を受けにくいED治療薬”という製品特性)
まとめ:食事は基本的に気にしなくてOK。 最大限の即効性を狙う場合のみ、満腹を避けて“普通食~軽食”での服用が無難です。(体感の立ち上がりをわずかに早める目的)
アルコールは少量なら問題ありませんが、多量の飲酒と併用すると血圧低下や起立性めまいのリスクが上がります。
タダラフィルとアルコールの相互作用は、規制当局ラベルで詳細に検討されており、用量別に安全性が異なります。
・軽~中等量の飲酒
アルコール0.6 g/kg程度(目安:体重70–80kgの男性でビール中瓶1.5本程度)の併用では、有意な低血圧は観察されず、めまい発現率もアルコール単独と同程度だったと報告。
つまり“ほろ酔い”レベルなら大きな血行動態リスクは増えにくいとされています。
・高用量の飲酒(注意)
アルコール0.7 g/kg(目安:80kg男性でウイスキー約180mlを短時間で摂取し血中アルコール濃度0.08%に到達)とタダラフィル10–20mgを併用した試験では、
臨床的に意味のある血圧低下や起立性低血圧、ふらつきが増えたという結果。一気飲み/短時間の大量摂取は避けるべきです。
・なぜ差が出る?(メカニズム)
タダラフィル自体は血圧を大きく下げにくい薬ですが、アルコールも血管拡張作用を持つため、高濃度アルコールとの“相加効果”で一過性の低血圧症状が出やすくなります。
食事の有無や飲酒スピード(空腹で一気飲み等)も影響します。
・アドバイス
服用日に飲むならビール中瓶1本/ワイングラス1杯程度までを目安に。空腹での多量飲酒+シアリス併用は避け、ゆっくり飲む・水分をはさむ・立ち上がり時に注意など安全配慮を。
めまい・動悸・立ちくらみが出たら無理をせずに休息を取ってください。
まとめ:少量飲酒は概ね容認。ただし、短時間の大量摂取(0.7 g/kg相当)では起立性低血圧等のリスク上昇が確認されており、“飲み過ぎない・急がない”が大切です。
内服中の薬や通院中の病気は必ずお知らせください。性行為は心臓に負担をかけることがあります。勃起不全薬を飲む前に体調の変化がないか、健康状態がよいときにご使用ください。
再診の方は、電話での問診によりED治療薬(バイアグラ・レビトラ・シアリス・各ジェネリック)をご自宅に郵送で処方できます。
オンライン処方でもお薬の料金は変わりません。
当院では初診にて現状のお話を伺い、詳しいED治療薬の説明とご案内が必要と考えています。
そのため初診の方は、クリニックに一度ご来院が必要とさせて頂いております。
診療内容 | 料金 | |
初診料・再診料 | なし | |
バイアグラ 50mg | 1錠 | 1,540円 |
1錠(10錠~) | 1,350円 | |
レビトラ 20mg | 1錠 | 販売終了 |
1錠(10錠~) | 販売終了 | |
シアリス 20mg | 1錠 | 1,980円 |
1錠(10錠~) | 1,760円 | |
シルデナフィル 50mg 【バイアグラジェネリック】 |
1錠 | 1,430円 |
1錠(10錠~) | 1,100円 | |
バルデナフィル 20mg 【レビトラジェネリック】 |
1錠 | 1,980円 |
1錠(10錠~) | 1,760円 | |
タダラフィル 20mg 【シアリスジェネリック】 |
1錠 | 1,870円 |
1錠(10錠~) | 1,650円 | |
ED 1000・ED-MAX | 1回 | 74,800円 |
6回(1クール) | 375,000円 |
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